六本木サテンドールという名前を聞いた時、まだ何者でもない青春の不安感を抱えた時代のうつろな記憶がよみがえってきた。
ジャズ好きの友人に誘われて初めて立ち入った大人の空間で聞いた向井滋春の「むかい風」(このムカイ、ムカイのrepetitionが妙に記憶に残っている)それ以来だ。
最近のマイブームのふ〜ちゃんこと新進気鋭の癒しのジャズシンガー藤田佐奈恵さんのバースデーコンサートに出かけた。
同伴で行った友人を除き誰一人として知り合いのいるはずのない会場がふ〜ちゃんが登場し、一声を発した瞬間にまるで旧友の集まりかのような優しい親しみの空気に満たされた。
最近ANAや銀座十字屋で聴いたときはちょっとアウェイのようなヨソイキの感じだったがこの日は完全ホームでお祝いに駆けつけた贔屓さんに囲まれノリも全開!会場全体が一体となり興奮に包まれた感動のコンサートでした。
あ!今こっち見た!」「視線があった!」『なに〜二曲目でもう二人の思い出の曲(...んなわけありませんが...) April in Paris?」とばかりに独りよがり、勝手読み、追っかけするファン心理ってこれなんだ!
もはや入れ込みすぎるほどのエネルギーは残ってないけど、長い目で暖かくこの未来の大スターの成長を見守って行くのはなかなかの楽しみではある!
