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2009/02/11

情報は一冊のノートにまとめなさい by 奥野宣之

世の中にはノートの上手なとり方とか人生を変える手帳術とか知的生産のための情報整理術とかのノウハウ本が洪水のようにある。

いくつかを試し必ず三日坊主で破たんする経験を繰り返し、いくつか自分なりの教訓としたことがある。
* 公私を分けない! 仕事にどっぷりつかって自由な人生を台無しにしろということではなく、仕事だプライベートだということで時間や情報を分離してしまうと整合性を失い、かえって混乱し公私混同のもとになる。ストレス社会において明確なクリヤーカットをして生活のチェンジを保障しながらも人生豊かに生きようということであるならば時間管理、情報管理は公私を一緒にする。

* 誰かが提唱する手帳術はその方の人生哲学であり、その限りは尊敬のまなざしで鑑賞させていただくが決してその提唱する手帳を買ってそのとおりに実践してみたりしない。営業妨害するつもりはないが近くに寄り添いすぎると反発を感じ始めるのは男女の関係に限らず人生の真理。ヒントはいただきながらも自分の手で自分の体温を感じるものを作ることが大事。

通勤途上の本屋の入口にこの本のわかりやすいタイトルを大書きしたポスターが貼ってあった。当然のように手を伸ばし、当然のように買って、当然のように腑に落ちてしまう本だった。

一般の手帳はページ数と各日にちの配分が決められていることに問題があった。公私にかかわらないどんなテーマの情報でも感じたことでも、それらがどんな分量でも、新聞の切り抜きだろうが、ゴルフのスコアー票だろうが全部 yymmdd の六つの数字の日付のコードを付けて(この提案そのものは後日紹介する都市設計家の山田雅夫氏もすでに言っていたことで新味はないが。。。)バケツに放り込むように時系列でぶち込んでしまう!そのための中心ツールが100円で売っているコクヨのA6判のノートだというのだからある意味痛快この上ない提案。切り貼りしたり、そのためのノリやハサミや付箋のこだわりを持てたりとローテクならではの手作り感を楽しめる方法論だというところもいい。

昨年6月頃から初めてもう何冊かになるが、見返すのも楽しみで脳のシナプスの形成にも貢献しているような感覚を持てる。

ノウハウ本という範疇かもしれないが、久々に目から鱗が落ちる、なんか人生を楽しくさせてくれる良い本でした。
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